• English
  • 現在開発中のPOCTデバイス(Applications)

現在開発中のPOCTデバイス(Applications)

(熱帯性)重篤感染症スクリーニングデバイス

 

概要

地球規模での産業の発達や経済活動が活発となった20世紀の後半より、SARSやAIDSなどといった、これまではごく一部の地域に封じ込まれていた疾病(風土病)が、これらの地域外にまで脅威をもたらすまでになりました。

従来では、たとえ感染を媒介する生物が侵入しても気候に対応できず死滅し、感染が広がることはなかったものの、地球温暖化の影響により媒介生物の生息域が北上して感染地域が拡大するなどしています。

2014年だけでも、日本におけるデング熱ウイルスや、世界中で話題となったエボラ出血熱ウイルスなどが記憶に新しく、今後さらに加速するであろうグローバル化や温暖化による熱帯地域の拡大とともに、これらの感染症が地球規模で猛威をふるう恐れは現実的なものとなっており、全人類に関わる課題として取り組むべきものとなってくることは明らかです。

 

われわれの解決策

多岐に渡る感染症の原因微生物の侵入を水際で食い止めるのは難しく、感染拡大の防止策の開発が、効果的な治療薬の開発と並んで切望されます。
検体採取から検出まで20分間で行うわれわれのCAs-CHIPプラットフォームを応用すれば、様々な重篤な感染症の病原体の有無を網羅的にスクリーニングするシステムも実現されます。
例えば、空港や病院などにおいて、何らかの感染症が疑われる人に対する即時スクリーニングによって感染の有無を調べられれば、速やかな隔離と早期治療が可能となり、感染拡大防止の一助となることが期待されます。

重篤感染症の一括スクリーニング

図19. 重篤感染症の一括スクリーニング
拡大画像

詳しくはこちら

出展:「安全保障と危機管理」 Vol.30(2015年冬号) J.S.S.C(一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会)

 

取り組み状況

現在、鳥インフルエンザウイルス・デングウイルス・西ナイルウイルス・エボラウイルスなどを一括してスクリーニングするための開発環境と提携先を外部に求めながら、検出のための基礎検討を行っています。