• English
  • 独自技術であるCAs-CHIP(Core Technology)

独自技術であるCAs-CHIP(Core Technology)

CAs-CHIPの特徴と応用

われわれの開発したCAs-CHIPは、主に以下に示すような特徴を有しています。

(i)熱容量が小さいため、急速な加熱や冷却に対応できる。

高速な温度変化への対応

図3. 高速な温度変化への対応
拡大画像

(ii)マイクロ化学による高速な化学反応が可能である。

サイズ効果による高速な化学反応

図4. サイズ効果による高速な化学反応
拡大画像

(iii)毛細管現象を利用して等量の試料を容易に導入でき、ごく微量なサンプル量で分析できる(50 nL/アッセイ)。

毛細管現象を利用した均等な試料導入と微量分析が可能

図5. 毛細管現象を利用した均等な試料導入と微量分析が可能

(iv)1枚のCAs-CHIPで複数の異なる項目・標的を同時に分析できる。

CAs-CHIPで複数の分析を同時に行う仕組み

図6. CAs-CHIPで複数の分析を同時に行う仕組み
拡大画像

(v)蛍光色素などの使用によって化学反応の有無を容易に可視化できる。

化学反応の結果は蛍光色素によって容易に可視化できる

図7. 化学反応の結果は蛍光色素によって容易に可視化できる
拡大画像

これらの特徴から、CAs-CHIPは既存の様々な生化学反応(例えばPolymerase Chain Reaction(PCR)やEnzyme Linked Immunosorbent Assay(ELISA)など)の高速化や高効率化に適しているため、診断用デバイスとして開発を進めています。

CAs-CHIPを反応容器として使用することによって、従来では短くとも1時間から数時間、長ければ数日間程度の時間を必要としていたPCR法やELISA法を測定原理とする分析を数分〜10分間程度にまで短縮することに成功しました。

現在、このような一般的な生化学反応を利用して分析・検査を行っている、医療・ヘルスケア、食品衛生、環境評価などの分野において、分析・検査の高速化への活用が期待されます。

CAs-CHIPの活用が期待される応用分野

図8. CAs-CHIPの活用が期待される応用分野